“新宿の環境学習応援団”プロジェクトについて(全体概要・受賞歴)

2018年4月1日 “新宿の環境学習応援団”プロジェクトについて(全体概要・受賞歴)

イベント概要

地域に目を向けると、区民・NPO・事業者・行政など様々な立場から、バラエティに富んだ環境学習やエコ活動が実践されており、それぞれが専門的な知見や独自のノウハウを持っています。こうした地域にいる環境の専門家たちを”まちの先生”として集め、学校の学習や地域の活動などに活かしたいと考え、2001年秋に環境学習やエコ活動を地域から盛り上げ応援する仕組みとして、このプロジェクトが立ち上がりました。
“まちの先生”によって提供できるプログラムを紹介する冊子「”まちの先生”登録資料集」の発行、学校の先生と”まちの先生”が出会える体験型イベント「”まちの先生”見本市!」の開催、主な活用例である「”まちの先生”出前授業」(相談・紹介等含む) などを行っています。

“まちの先生”登録資料集

この冊子は、主にこども(小中学生)を対象とした環境学習やエコ活動で活用することを想定し、”まちの先生”(講師)によって提供できるプログラム(出前授業・情報・教材)を”登録票”という形でメニュー化し、収録しています。

“まちの先生”見本市

上記の冊子による情報交換だけでなく、直接つなげていきたいという思いから、2002年より年1回、学校の先生と”まちの先生”の出会いの場として『まちの先生見本市!』を開催しています。新宿区内の小学校を会場に、”まちの先生”が一堂に会し、ブースで展示やワークショップなどのデモンストレーションをおこなうことにより、知恵や経験の相互交流を促しています。
   

“まちの先生”出前授業

学校の先生・”まちの先生”・エコギャラリー新宿の三者連携により、例年、新宿区内の小中学校において、”まちの先生”による「出前授業」を実施しています。 学校の場合、講師代は原則無料、材料費は実費をいただきます。また、教材貸出(赤外線放射温度計など)もございます。どんな内容でも構いませんので、TEL・FAX・メールいずれかの方法で、エコギャラリー新宿へご相談ください。

外部からの評価(受賞歴)

こうした地道なローカル活動の取り組みは、各種コンテストでも評価されています。
2012年に『TOKYO EARTH WORKERS collection 2012』(主催:特別区長会・東京都市長会・東京都町村会)にて準グランプリを受賞。2015年に『第3回 グッドライフアワード』(主催:環境省)にて「環境と学び」特別賞を受賞。2016年に『第7回キャリア教育アワード』(主催:経済産業省)にて「コーディネーターの部」優秀賞を受賞。2018年に『低炭素杯2019』(主催:一般社団法人地球温暖化防止全国ネット)にて奨励賞に選ばれました。
※受賞者はいずれも主催者であるNPO法人新宿環境活動ネット(エコギャラリー新宿 指定管理者)

最終更新日:2018年11月30日