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2023年2月8日 (11/18~2/8)2022新宿区エコリーダー養成講座『どうなる?どうする?私たちの暮らしとエネルギー ~金曜夜は、みんなでエコ活!~』(全7回)

イベント概要

ゼロカーボンシティ新宿の実現に向けて、地域の環境活動におけるリーダーとなる人材の養成を目指した全7回の連続講座です。2004 年度から新宿区の事業としてスタートした本講座は、これまでの18 年間で242名が修了し、地域の現場で活躍中です。今年度のメインテーマは、今だからこそ考えたい「エネルギー」。講義・見学・ワークショップを通じて、環境について深く学び考え、環境活動を行う仲間づくりをしませんか?

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事業報告

2022.11.18~2023.02.08 新宿区エコリーダー養成講座
「どうなる?どうする?私たちの暮らしとエネルギー ~金曜夜は、みんなでエコ活!~」

※こちらの報告文章は、エコリーダー養成講座企画運営プロジェクトチームの谷川さんに作成いただきました!

DAY1 11/18(金) 18:15~20:15
公開講座「アウトドアから見えてくる 暮らしと脱炭素」
講師:三浦 務 氏(一般社団法人 コンサベーション・アライアンス・ジャパン代表理事)

 初日を迎えたエコリーダー養成公開講座。本日は、アウトドア業界で活動している三浦さんのお話でした。コロナ禍もあり最近ブームとなっているアウトドアは、人気の一つでもあり、三浦さんの人柄と、アウトドアの魅力に引き込まれる内容でした。
 私たちを取り巻く自然環境は、未曾有の災害が発生しており、これらの要因は、人間活動に伴う二酸化炭素(CO2)の増加によるものであると言われています。世界中で「脱炭素化」への取り組みが広がっています。このまま何もしないでいると、地球が持たなくなってしまうからだと言います。今回のお話を通じて、アウトドアで自然の中にどっぷり身を投じることは、脱炭素を他人事ではなく自分ごととして捉える機会になると知り、環境問題にもっと敏感になれるような気がしました。


DAY2 11/25(金) 18:15~20:15
オンライン講座「今こそ聞きたい! 脱炭素を目指す世界の動向」
講師:高村 ゆかり 氏(東京大学 未来ビジョン研究センター教授)

 第2回はオンラインで、脱炭素を目指す世界の動向についてお話を伺いました。人間の活動に起因する気候変動の危機について緊急対策が必要であること、世界が直面している主な課題や問題を知ること、多くの企業がこの問題に名乗りを上げて努力をしていることなどを学びました。大雨や台風といった異常気象は、温暖化によりそのリスクは高くなっており、未来のことではなく目前に迫っている話です。このまま放置しておくと、2050年には、夏の気温が40℃以上になる恐れもあり、「待ったなし」の思い切った対策が必要だと思います。私たち個人では、一度にたくさんのことは出来ませんが、世界の全体像も知ったうえで「できること」から取り組んでいきたいと思いました。


DAY3 12/9(金) 13:30~15:30
見学「住まいのエコの最先端を体感しよう」
講師:株式会社 一条工務店

 新大久保駅から徒歩数分、広い空間の住宅展示場の敷地内に一条工務店がありました。今回は、4班に分かれて施設内を見学しました。日本の住宅事情・日本の省エネ住宅の今後・省エネ住宅のポイント・一条工務店の取り組みについて、お話を伺うことが出来ました。
 時代と共に住宅事情は急速に進歩しています。これまでの対応では、脱炭素化と健康・快適の両立は不可能で、「断熱」「高効率設備」「太陽光の発電」のセットで建物全体の性能向上が不可欠だとの説明がありました。これからの新築はZEH(家の断熱性や気密性などを高めエネルギー収支をゼロ以下にする住宅)にすることで、暑さや寒さを我慢せずに一年中快適な室内環境を保ちながら省エネをすることができるとのことです。
 今回は戸建ての新築の事例を見学しましたが、参加者からは「今ある家を生かしたい」、「賃貸やマンション住まいでもエネルギー効率を高める方法が欲しい」といった意見も出ました。快適性と省エネ性に優れたこれからの住まい。メリットもたくさんあるが、デメリットや課題も考えに入れて、検討していく必要がありそうです。


DAY4 12/16(金) 18:15~20:15
講座「ゼロカーボンシティを目指す新宿区の環境施策」
講師:新宿区 環境対策課/新宿清掃事務所/ごみ減量リサイクル課

 本日は、新宿区の環境対策課・新宿清掃事務所・ごみ減量リサイクル課のそれぞれの取り組みについて詳しく知ることが出来ました。令和3年6月5日に吉住健一区長が「新宿区ゼロカーボンシティ」の実現に向けての取り組みを表明してから、1年半が経過しました。長引くコロナ禍にあり、ごみ集積所には、以前から比べると「ごみ袋」が多くなりました。令和3年度の新宿区において、ペットボトルの回収量は約3.6%増、包装容器プラスチックの回収量は約1.6%増との報告があります(前年度比)。また、食品ロスも大きな問題であり、区では「食品ロス削減協力店登録制度」やフードドライブを行い削減を目指しています。大量に排出されるごみの減量は、差し迫った大きな課題です。区では、令和9年度までに区民1人1日当たりごみの量を484gまで減らすことを目指していくとしています。ゼロカーボンシティ実現に向けて、電力由来のCO2削減を目指すとともに、ごみ減量と資源の有効活用の知恵が求められていると思いました。


DAY5 1/13(金) 18:15~20:15
公開講座「企業や家庭も、地域全体で再エネを普及させるには?」
講師:佐藤 丞吾 氏(株式会社エナーバンクCOO)/藤井 俊嗣 氏(アイチューザー株式会社 社長)

 太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスなど、自然界に存在し枯渇しない「再生可能エネルギー(再エネ)」。これらを使った発電は、地球温暖化の原因となるCO2を排出しません。現在家庭や企業など、社会全体で、化石燃料による火力発電から再エネへの転換が進められています。
 再エネをできるだけお得に使いたい、信頼できる電力会社と契約したいと思っても、多くの電力会社の情報を自分で一から調べて選択するのは大変です。そこで各自治体では、再エネ利用を検討する個人や事業者をサポートする事業が行われています。東京都はアイチューザー(株)と連携協定を結び「みんなでいっしょに自然の電気(みい電)」を、また新宿区は(株)エナーバンクと連携協定を結び事業者向けに「新宿再エネオークション」を実施しています。今回は両社より登壇者をお招きし、東京新宿の再エネ普及について考えました。
 近年、電力需給の厳しい状況下に置かれ、光熱費の高騰で私たちの暮らしには、今まで以上に節電対策が必要になってきました。市民の私たちも、自治体が提供するサービスを活用しつつ、再エネに関心をもち最新情報を仕入れる姿勢がより重要になってくると思いました。実際にどのような対策をとり、効率よく節電できるのか。数多くの選択肢があることを学び、無理なくお得に電気を使う方法を賢く見つけていくことが必要な時代になりました。


DAY6 1/27(金) 18:15~20:15
ディスカッション「私たちにできることを考えよう

 本日は、これまでの学びを踏まえて自分たちは何ができるかをいよいよ考える回です。これまでの講座の内容をスライドで振り返った後、東京都が策定した「ゼロミッション東京戦略」と環境省が発信する「ゼロカーボンアクション30」について﨑田さんから解説していただきました。これらの資料はそれぞれ「ゼロエミッション東京の実現」と「ゼロカーボンアクションひとりひとりができることの30項目」について分かりやすく具体的に示しています。いつも手元において、活用したいと思います。
 ディスカッションでは、「ゼロカーボンシティ実現に向けて、私たちが協力して出来ること」をテーマに、各自が関心のあるテーマごとに集まり、4グループが編成されました。どのグループも、思いや考えを出し合い、盛り上がっていました。グループごとに自分たちの意見や提言を模造紙上にまとめ、1分間のグループ発表で本日は、締めくくりました。今までの講座の学びの成果が、模造紙上に現れていると感じました。



DAY7 2/8(金) 13:00~15:30
発表会・修了式「エコリーダーとして、私たちが創るゼロカーボンシティへの道」
ゲスト:吉住 健一 新宿区長 / 﨑田 裕子 氏(ジャーナリスト・環境カウンセラー) 

~開会~
 吉住健一新宿区長のご挨拶と、﨑田代表のご挨拶で開会をし、今まで行ってきた6回の講座についてスライドで振り返りを行いました。
~第1部 提案発表~
 4グループの発表タイトルは「太陽光発電を新宿区に!」「官民連携による緑との共存」「服を長く着るには」「資源循環・省資源のためにわたしたちができること」で、1グループごとに、まとめ上げた発表を5分間で行いました。どのグループも、今まで講座で学んだことが盛り込まれた内容でした。区長から、4グループの発表に対して、1グループごとにきめ細かな感想を頂き、質問に対しては、区がおかれている状況・対策・取り組みなどをお話いただきました。ゼロカーボンシティ実現に向けて、私たちにできることは何か。それぞれの発表の中に、数多くのヒントが込められていました。
~第2部 修了式~
 修了式に出席した人たちが、めでたく修了証書を区長から授与されました。
~第3部 全7回の講座の振り返り~
 講座全体について、グループごとに感想を述べ合いました。「講座に参加してよかった」「多岐にわたるテーマ、新しいことへの挑戦」「仲間が出来つながった」などの話題が上がりました。ゼロカーボンシティの実現に向けて、学んだことが生かされることを期待しています。最後に本講座のサポーター4名から、エコライフ推進協議会・新宿エコポジの会・新宿環境リサイクル活動の会などの地域活動の紹介と、修了生に向けてのメッセージを贈りました。

最終更新日:2023年02月11日