本講座第4回『食と環境のつながりを考えよう』-フードマイレージ・バーチャルウォーター-

講師に近藤惠津子さん(NPO法人コミュニティスクール・まちデザイン理事長)をお迎えし、クイズを交えながら、楽しく、わかりやすく“食”の切り口から環境問題について教えていただきました。

ハンバーグ、天ぷらそばといった定番メニューに必要な食品の輸入先を考える買い物ゲームでは、口にする食品の多くが中国から輸入されていることに改めて気づきました。また、世界でもっとも使われているという植物性油脂“パーム油”は、食品から化粧品まであらゆるものに使われていますが、森林伐採による環境破壊、農薬な工場排水による環境汚染、低賃金、危険な作業といった深刻な問題を引き起こしていることを知りました。牛肉ステーキ100gに使われる水(バーチャルウォーター)が、2000ℓという現実にも驚愕しました。この45年間に減った農地の面積が福島県とほぼ同じというお話にも参加者から「えーっ!?」と声があがっていました。私たちは、輸入によって相手国の土地、水、そして労働力といった“資源”を使っていることを意識しなくてはいけません。そして、グループ討議「地球にやさしい食大作戦」では、地球にやさしい食を実現するために「私たちにできること」「行政にお願いしたいこと」を話合いました。

外国からの輸入に頼らない、運ぶ距離を短くする こういった“食”を本気で考え、実行する時期はとうに来ています。「無駄なものは買わず、食べ残しを無くすこと」、そして「食べ方に責任を持つこと」があらためて問われています。近藤先生はこう言います「“食べ方”とは、“生き方”です。食べることに手を抜くことは、生きることに手を抜くこと。私は“生きることに手を抜かない人”を増やしたいのです」。

グーチョキパークイズ

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買い物ゲーム

買い物ゲーム

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