第4回(10/6)『かしこい食はエコのみなもと』

近藤惠津子さん(NPO法人コミュニティスクール・まちデザイン理事長)を講師にお迎えする第4回のテーマは「食」。3時間があっという間の楽しいプログラムでした。
まず、身近なメニューの食材がどこから運ばれてくるかを考えます。メニューはチキンカレー、天ざるそば、ハンバーグステーキ、トンカツとエビフライ。スーパーではあまり見かけない外国産の野菜や豚肉・鳥肉ですが、冷凍食品やコンビニ弁当、外食産業で大量に使われているそうです。パーム油は、環境破壊が問題化しているマレーシアの巨大プラントで、危険を伴う労働条件のなかで作られています。世界一の生産量を誇る油ですが、そのほとんどが加工食品や化粧品、洗剤などに形を変えて使われているため、現物を目にすることはほとんどありません。“見えない油”と呼ばれる所以です。このような「目に見えない相手の資源をつかっている」ことを想像することがとても大切とのお話が心に残りました。そしてバーチャルウォーターを考え、フードマイレージを下げるには、地産地消を意識する消費者の選択・行動が求められる、とのお話も印象的でした。後半は、「地球にやさしい食大作戦!」をテーマに、自分たちにできること、企業・国・自治体への提案についてグループで話し合いました。
3.11以降、わたしたちの「食」に対する考え方、ひいては「生」への考え方は確実に変わりました。「どう生きていくかに目覚める“観”の形成の時期に来ているのではないでしょうか」と近藤先生はおっしゃいます。そして20世紀が「捨てさせろ、買わせろ」の時代としたら、21世紀は「みんなのこれからを考える」時代であり、「消費者自身が何を買うかを決める」時代。わたしたちは意識的に生活をスリムにするなかで、その形をさぐってゆくかなくてはいけません。

【企画運営:平成23年度新宿区エコリーダー養成講座(入門編)企画運営プロジェクトチーム】
※エコリーダー養成講座(入門編)企画運営プロジェクトチームとは、昨年の講座修了生と以前修了生の7名で結成されたチームで、講座の企画運営を行っています。

クイズを交えた楽しいプログラム

クイズを交えた楽しいプログラム

クイズを交えた楽しいプログラム

身近なメニューの食材はどこから?

身近なメニューの食材はどこから?

身近なメニューの食材はどこから?

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