第3回(9/29)『街の木のキモチ』

樹木の置かれている状況と本来あるべき姿に関心をもち、樹木から環境を考えることがテーマの第3回。講師は岩谷美苗さん(NPO法人樹木生態研究会事務局長、樹木医)です。「ボクシング木(枝を張らないように何度も同じ場所を剪定されて枝先がこぶになったプラタナス)」など岩谷さんのユニークな視点から、普段何気なく見過ごしていた樹木たちの声が聞こえてきます。
新宿中央公園の樹木観察では、グループ毎に1本の樹木に名前をつけ、全員でその木々を見て回りました。「たこの吸盤(剪定箇所を樹木が修復している過程)」「仮面ライダー(樹皮の変形?)」「水をくれ(根が蛇口を巻き込んでいる)」など、趣向をこらしたネーミングも光ります。「確かに見える」「よく見つけたね」と、和気あいあいとした雰囲気のなか、他チームの作品を鑑賞しました。
樹木を植えるときは、樹木の特性を見極め、数十年後の成長を見越さなくてはいけません。街の緑は、人も樹もお互いが気持ちよく在ってこそ、豊かに広がるものなのかもしれません。岩谷さんは言います。「樹木は自分で移動することができません。置かれた環境で、生きる道を探すほかは無いのです。」

【企画運営:平成23年度新宿区エコリーダー養成講座(入門編)企画運営プロジェクトチーム】
※エコリーダー養成講座(入門編)企画運営プロジェクトチームとは、昨年の講座修了生と以前修了生の7名で結成されたチームで、講座の企画運営を行っています。

グループで樹木を観察

グループで樹木を観察

グループで樹木を観察

「水をくれ」

「水をくれ」

「水をくれ」

作品の講評と樹木の状態を説明する岩谷さん

作品の講評と樹木の状態を説明する岩谷さん

作品の講評と樹木の状態を説明する岩谷さん

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