うららかな冬晴れのなか、「中央防波堤埋立処分場見学ツアー」に参加しました。
午前は、新東京丸に乗船、東京湾側からの新海面埋立処分場の見学です。竹芝埠頭を出発し、日の出埠頭、芝浦埠頭、品川埠頭を回ります。積み上げられたコンテナの迫力に圧倒されながら、火力発電所や城南島(スーパーエコタウン)を眺めます。小高い”海の森”は、ごみ→土→ごみのサンドイッチ工法で高さ30メートルに盛られた土地で、2016年には”どんぐりの森”に成長するそうです。ごみ山がみどりでいっぱいになる、というギャップに参加者からも驚きの声が上がります。青い水面の先には、遠く千葉県、スカイツリー、築地市場の移転先も見えます。ガイドさんの話術と知識の豊富さに感動を覚えつつ、南極観測船しらせを間近に見られる幸運にも恵まれました。東京湾は、物流の要、臨海まちづくりの拠点、さらにエネルギー創出の場でもあり、ごみ埋立地でもあります。この湾の役割の大きさと、物云わぬ海の未来を握るわたしたちの責任の大きさを感じました。
 午後は、バスからの見学です。粗大ごみの畳や布団の処分施設から、ガス抜き用パイプが伸びる土で覆われた状態のごみ山、処分場からの浸出水を集める集水池、調整池など、わたしたちの出したごみの行く末を時系列に見ることができました。見晴し広場に降り立ち、新海面埋立処分場を眺めると、あと50年で処分場は満杯になるという言葉も決して大げさではないことを実感せずには居られませんでした。
  “埋立てられる場所は、あと僅か”という言葉に慣れはじめていることに気づき、その恐ろしさを感じました。埋立るとは「海を無くすこと」なのです。わたしたちの実践はその内容・質とともに早急さを求められている、と改めて思いました。
【企画運営協力】平成22年度新宿区エコリーダー養成講座(入門編)企画運営プロジェクトチーム


新東京丸からの眺め

見晴らし台からの眺め


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