テーマは「新宿のみどり」。前段は、新宿区の施策についてうかがいました。
 まずは、「2010新宿みどりのカーテンプロジェクト」についてです。このプロジェクトは、新宿区エコライフ推進員有志の方々をはじめ、行政、NPOがチームを組んで企画運営を行っています。このプロジェクトの大きな特徴は、ゴーヤー苗を配布するだけでなく、元気に育てるコツを伝えていること、そして生育状況を話し合うサロン、料理教室、土のリサイクル講座、生ゴミたい肥講座と、循環型のプログラムになっている点です。地域のコミュニケーションが増えた(ウリトモの環がひろがった)など、嬉しいお便りも耳にしています。
 つぎに、『まちづくりの視点からの新宿区のみどりの施策と取り組み』について、みどり公園課小菅係長にお話いただきました。新宿区の緑被率は17.47%で、今後10年間で1%アップを目標としていること、また公園サポーターやグリーンバンクなど緑を増やすための色々な仕組みや助成制度もあることが分かりました。環境対策課の向山氏からは、『新宿の森 カーボン・オフセット事業』についてご説明いただきました。新宿区では、区外の森林(伊那市、沼田市、あきる野市の“新宿の森”)を保全してCO2の吸収を促進することにより、区内の排出量の一部と相殺するカーボン・オフセット事業を推進しています。この“新宿の森”は、間伐・植林・下草刈り体験を通じた環境学習の場、および地元住民との交流の場としても活用されていますが、カーボン・オフセットは1つの手段にすぎません。2020年のCO2削減目標に到達するためには、今から1人1日2kgの削減が必要とのこと。まずは自分のできることからはじめなくては、という切迫感に強くかられました。
 後段は、崎田裕子氏(環境ジャーナリスト/NPO法人新宿環境活動ネット代表理事)をファシリテーターにお迎えし、「身近なみどりを増やすには?」をグループで話し合いました。「緑育は教育から」→「中高の入試必須科目に「自然環境保全」を設定する」、「地域で仲間を作って情報交換を行う」といったアイデアがでました。
【企画運営協力】平成22年度新宿区エコリーダー養成講座(入門編)企画運営プロジェクトチーム


小菅係長。会場からの質問にも丁寧に
お答えいただきました

向山氏。カーボン・オフセット事業について
分かりやすくお話いただきました

崎田氏のリードで話し合いは進みました


【関連リンク】
新宿区エコリーダー養成講座(入門編) 2010年度予定一覧はこちら