平成21年度新宿エコワン・グランプリ グループ部門 優秀賞
「「学校の無駄を25%削減します」をテーマに総合的な学習の時間でエコ活動を展開」新宿区立大久保小学校5年1組・2組

 新宿区立大久保小学校の5年1組・2組は、総合的な学習の時間で「大久保マニュフェスト!私たちは学校の無駄を25%削減します」のもとにエコ活動を実践。工夫を凝らした作戦を展開し、学校全体に“学校の無駄を削減する”意識を広めています。

取り組み内容
 新宿区立大久保小学校の5年生は、総合的な学習の時間(2学期:10月~12月)で、「大久保マニュフェスト!私たちは学校の無駄を25%削減します」をテーマに「環境」を取り上げた学習を行い、さまざまな取り組みにチャレンジしました。5年1組と2組のそれぞれの活動を紹介します。

【5年1組の活動】
学校全体に呼びかけるためにキャラクターをつくりキャンペーンを展開

 授業で鳩山首相の国連総会でのスピーチを見て、日本が温室効果ガスを25%削減することを知りました。そこで自分たちにも何か協力できることはないかと考え、学校のなかにも環境に悪いことがあるのではと調査することにしました。グループに分かれて校内を回った結果、給食の残飯の多さ、電気のつけっぱなし、引き取り手のない落し物の山、分別されていないごみ箱、使い捨てられた大量の紙、なかなか席につかない児童が多く、授業時間が少なくなっていることなどに気づきました。この現状を学校全体に気づいてもらわなければと、給食の残飯、電気のつけっぱなし、落し物、時間、ごみの分別の6つのジャンルで無駄の量を調査し、グラフにして発表しました。  しかし、この無駄を減らすことの意識を大久保小学校の全員に浸透させるむずかしさを感じ、作戦を練り直しました。その結果、1年生も楽しんで無駄を減らすことを頑張れるような「エコキャラクター」づくりを考案、ジャンルごとに性格を持たせたキャラクターをつくり、無駄が減ると進化していくようにしました。このキャラクターを使って、キャンペーン(ポスターやニュース番組、劇や紙芝居など)を展開し、全校に無駄を減らすように呼びかけました。

これからにむけて
 再度、無駄の量を調査して、25%減らすことができたかをグラフに表します。また、キャラクターを使って、もっと楽しくエコ活動ができる方法を考えていきます。

【5年2組の活動】
4つのグループに分かれ、現状の調査をもとに
学校の無駄削減するための作戦を立案、実践

 夏休みに記録した「エコ日記」や国語で調べ学習をした「ごみ問題」などをきっかけに、総合的な学習の時間で、温室効果ガスの削減につながる4つのグループ(給食の残菜量・水の使用量・電気の使用量・ごみの量)に分かれ、「学校の無駄を25%削減する」活動を行いました。  まず、それぞれのグループで、給食の残菜量・水の使用量・電気の使用量・ごみの量の測定法を考えて、データを収集。次にその削減方法を話し合い、作戦を立てて実行しました。作戦実施後には、自分たちの成果と課題について話し合い、新たな作戦を考えるという手順を踏みました。

<子どもたちの声>

このエコ活動をしたことで、少しでも温室効果ガスが減ったらいいと思います。そして、今後もみんなが意識してエコ活動をすることで地球温暖化がなくなったらうれしいです。
こんなにも電気を使うんだと思いました。それからは、電気を使うときに気を遣うようになりました。みんなが気を遣うようになったら、もっといいと思います。
この活動は私たちの心を変えました。エコはとても大切なことです。地球が危ないことも知ることができたし、地球がなくなったら私たちは住めなくなってしまいます。だから、これからもエコ活動を続けます


これからにむけて
 グループごとにこれからの活動をまとめ、ごみ量のグループでは現在も作戦を継続中です。学級全体でも、1.これまでの学習、2.それぞれの活動内容、成果と課題、3.これから、4.活動を通して学んだこと、5.みんなに伝えたいことについて、ビデオ映像をまとめ、学校で放映する予定です。

【関連リンク】
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