エコギャラリーニュースより、一部記事を抜粋して紹介します。

【インタビュー】
新宿区役所環境清掃部長
伊藤憲主さん

今最大の課題は“地球温暖化対策”です
 環境というと、公害が大きな社会問題となっていた高校生の頃を思い出します。学校から自宅の方を眺めると、どんよりと漂う黒い煙が見え、暗い気持ちになったものでした。当時はバス通りに面したところに住まいがあり、毎日のように渋滞する車から黒い排気ガスが我が家を直撃していました。
 今、東京の空を見上げると、ずいぶんと綺麗になったものだと思います。近年のディーゼル車への厳しい規制もあり、自動車だけではなく工場なども省エネルギー化や資源の回収などが進んできたことも寄与していると思います。また環境への志向が世界中に進む中、各企業が環境保全に取り組んでいます。
 水に目を向ければ、以前の神田川はどぶ川のようでした。現在は水質改善だけでなく工事が行われた所は護岸も美しくなりました。また桜が植栽され、ヘデラで壁面も緑化されるなど、川沿いは気持ち良く歩く空間に変わってきています。
 今最大の課題は地球温暖化対策です。環境学習情報センターでは、様々な事業で区民にこの問題をお知らせしながら、実効も兼ね備えた事業を行っております。昨年はゴーヤを披露目、たくさんのみどりのカーテンを新宿区内に展開しました。私も自宅のベランダにゴーヤのカーテンを作りました。これまでも簾をかけ日光を遮っていましたが、二つをあわせることでより心地良い環境を作ることができました。今年は昨年以上に多くの区民の方々に広げていきましょう。
 地球温暖化についての取り組みは、京都議定書や間もなく制定される次の枠組みに向けて、すべての区民、区内の企業や団体が取り組まなければいけない重要な課題になっています。新宿区としても行政計画の柱として、環境問題を位置づけ積極的かつ全国の先駆者となるべく取り組んでいます。区民と事業者が集う新宿環境情報ネットワークと、指定管理者として運営しているエコギャラリー新宿が果たしている役割もまた際めて大きなものです。
 これからの行政とともに、そして行政ではない皆さん方の発想を大事にしながら、ともに地球環境の保全と、区民や事業者が快適に活動できる新宿区を創るため努力して参りましょう。よろしくお願いいたします。

新宿区役所環境対策課長
木村純一さん

エコな生活の事始め
 自然と調和した生活は素敵ですね。日本は昔から自然と調和した暮らしをしてきた国です。もともと世界で一番エコな国でした。日本人の中には自然や地域と調和した生活を送るという思想が、脈々と受け継がれているはずです。今このような考え方や文化が、地球規模にまで求められています。
 私は、3月まで産業振興課長として商店街振興などをおこなってきました。産業を振興して新宿の街に賑わいが出ると、エネルギーを消費してゴミが出ます。賑わいだけでは町は豊かになりません。ゴミを減らしてリサイクルを進め、CO2を削減することが愛着や誇りのもてる真に豊かな町づくりに大事なことです。
 環境問題は21世紀の人類最大の課題です。人類がこれからも持続的に繁栄していくことができるのか、または滅亡の方向へと向かうのか。私たち一人ひとりの意識の持ち方によって、その方向は決まります。環境対策は区民の皆さんや新宿に来られる皆さん、そして世界中人々と手をつなぎ、協働して立ち向かわなければなりません。
 それでは私も、まず身近なところから・・・本庁7階の環境対策課まで階段で行くとしましょう。


エコギャラリーニュースをご覧になりたい方はこちら