平成20年度新宿エコワン・グランプリ 事業者部門 優秀賞
「未来を担う子どもたちへ -環境学習の支援-」 株式会社 熊谷組 首都圏支店

 熊谷組では、建設業の環境配慮技術を駆使して取り組んでいる事例を通して、子どもたち・住民の方と一緒に日常生活の中での環境問題にも挑戦しています。


取り組み内容
 平成14年ごろより、主に地域の児童・生徒を対象に環境学習の支援をしています。その他環境問題への取り組みを通じて地域社会とのコミュニケーションを図っています。


津久戸小学校の環境授業の支援
 特別学習として、児童による飯田橋周辺のゴミの実態を調査して区長に報告したり、平成14年のゴミゼロデーから、児童と社員が一緒に学校周辺のゴミ拾いをしたりしています。平成17年には、社員が講師となり、津久戸小学校の児童を招き、当社の環境保全活動の紹介、愛知万博における環境の取り組み等、標本や実験を通して学ぶ授業を行っています。


ホタルビオトープの紹介
 ビオトープとは物質循環や生態系を飼育環境内で成立させることです。
 当社では平成14年からホタルビオトープを作成し、津久戸地区の幼児、児童、生徒、保護者および住民を招待し、ホタルの棲める水と生態系について講義し、暗闇を光り飛び交うホタルの鑑賞会を行っています。


環境イベントへの参加
 新宿区内の各イベントで、建設業の活動を通して環境保全の大切さを説明しています。例えば“まちの先生見本市”には第1回から参加し、
伐採材の再使用・再資源、ホタルの棲める水環境、地球温暖化防止の建物、ヒートアイランド防止の舗装などを標本や模型を使って説明しています。その他“リサイクルフェスタ”や“神楽坂ゼロエミ実験”では伐採材をリサイクルした堆肥の説明や堆肥と花の種の配布なども行っています。


工事現場の見学会
 平成14年から、工事現場の見学を通して、完成後の施設の役割や工事中の3Rの取り組み、水生生物の棲息のための自然回復、公害防止対策等を見学者に現地で実感してもらっています。


その他の取り組み
・こまめなスイッチオフで省エネ運動
 空調温度を守ったり、電化製品の電源オフや昼休みの一斉消灯など、全社員の省エネ行動により、天然資源の消費削減に貢献しています。
・アイドリング・ストップで排ガス低減
 車両の利用が多いので、アイドリング・ストップは必ず守っています。止まった時はエンジンOFF。
・グリーン購入で環境にやさしい商品を
 「エコマーク」商品を積極的にアピールし、購入・利用をすすめています。
・コピー用紙の裏紙利用でムダなく活用
 使用済みのコピー用紙は裏側だって使えます。ホッチキスやクリップは外して、次の人が使いやすいように裏表をそろえます。


これからにむけて
 授業後に寄せられた感想文や、ゴミゼロ運動を通じてポイ捨て禁止・ゴミの分別を呼びかけるポスター作成など、子どもたちとのふれあいの中で、環境への意識が確実に向上していることが感じられます。今後もアニメテキスト・模型や現物等を用いて、視覚・手触覚等で体験し、環境保全の取り組みの重要性がわかるよう、楽しい学習をお手伝いしていきたいと思っています。


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