エコギャラリーニュースよりインタビュー記事を抜粋して紹介します。

今年度からの新コーナー「まちのあの人この人」では毎回新宿の環境活動に取り組む人をピックアップしてご紹介していきます。

【インタビュー:まちのあの人この人】
大久保三丁目アパート新和会 山本 恭子 会長

地区や団体の垣根を越えた情報交換を

 206 世帯の集合住宅をまとめる大久保三丁目アパート新和会の会長を25 年近く務める山本さんは、今度から変更となった新分別でのゴミ収集に頭を抱えています。住民が分別方法の変化に適応しきれていない状況があるといいます。そこでそのような状況解決のために新和会で行っていることがあります。
 「考えながら出すというのは良くないわ」山本さんはそう言い、お年寄りが多いという特徴をもつ自治会で、目で見た瞬間に感覚的に分別できるような方法で、分別が習慣となるような工夫をしているといいます。
 このように、地域や住宅の様子によって抱えるゴミ問題も様々、それだけにそれぞれの地区やゴミ問題を考える市民団体や有志団体にある多様なアイディアや知恵の交換のためのコミュニケーションの場が出来たらゴミ分別の状況改善につながるのではないかと考えています。
 例えば、新宿区では昨年度に募集を開始し、現在236 名が登録している「新分別普及ボランティア」という人達がいます。彼らが分別の際に、各地域で感じた問題点や改善の工夫などのアイディアを交換できる場を作ったり、交流したりすることでゴミ問題を解決するネットワークが広がればいいと感じているそうです。
 今年度から新宿西清掃協力会の会長も務めることになった山本さんはご自身で女性部を立ち上げ、家庭に一番身近な存在である女性が中心となってゴミ問題にも積極的に取り組むネットワークを地道に作っています。
 「私今年で84 なんですよ」笑ってそう語る山本さんから、長年の地域に根ざした経験をゴミ問題のネットワークづくりに活かしていこうという気概と、底知れない若さを感じました。

※新分別普及ボランティアとは…平成20 年4 月からプラスチックごみ等の分別方法が変更になるにあたり、?@新分別方法の理解と実践?A近隣への口コミ等による周知・普及?B実践をふまえた区への情報提供(体験、近隣の状況)?C区が行う出張説明会の取次ぎ?Dその他、周知行事への協力等、を活動内容としているボランティア。5 月の時点で236 名の登録者がいる。

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